横浜F・マリノスの中村俊輔選手が2度目となるMVPを受賞しました。
コレって凄くないですかね。今季の横浜FM2位の原動力となった自己最多の10ゴールなど、そのプレイは年を重ねるごとに洗練されているかのようです。
若い選手にまじってここまで活躍できるのは、彼いわく察知する力といいます。
自分より身体能力の高い選手と戦うには、相手よりも先に動き出すこと。そのときに必須なのが、瞬時に状況判断をして正解を導く力だ。それを、中村俊輔は「察知力」と呼ぶ。サッカーでは一瞬の判断が勝敗を決する。彼は、毎日の反復練習と情報収集、こまめな目標設定と自己反省を、特にノートに「書き付ける」ことで、自分を客観視し、この力を磨いてきた。世界から注目される名選手(テクニシャン)の心身鍛練術は「シンプルなことの継続」だった。
うーん、考えさせられます。それでも、先に動くというのは、リスクを伴うわけで、自分を信じて責任を負う覚悟が無ければ出来ないこと。それを十年以上も続けてきて、ほんと凄いと思います。
仮に引退しても指揮官として期待したくなっちゃいますが、どうなんでしょう詳しい方。
そんな中村選手の表した「察知力」は2008年の刊行ながら今も読まれ続けている名著。ほんと凄いですね。
中村俊輔選手は、所属するマネージメント会社の7人のサッカー選手共同でのブログはありますが、個人としてのブログはない様子。
そんな彼が、どのように考え、どうやって壁を乗り越えてきたか、考えさせられます。サッカーをあまり知らない人でもオススメ。ぜひ。
中村選手、おめでとうございます!!!