「GeneMapper」藤井太洋氏インタビュー

「Gene Mapper」藤井太洋氏インタビュー 1/3

緻密な構成や世界観の構築、そして類を見ない超高速な展開と評される「Gene Mapper」。その作品を紡ぎだした藤井氏とはどんな人物なのか。幸運にも著者である藤井太洋氏に取材をすることが出来ましたので、3回にわたってお届けしたいと思います。

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「GeneMapper」藤井太洋氏インタビュー

http://genemapper.info/

2012年10月31日午前11時台に、それは起こりました。

Amazonの「文学評論」内の「文芸作品」カテゴリーで、印刷本も含めたランキングで、セルフ出版の電子書籍「Gene Mapper」が1位になりました。この原稿を書いている22時現在でも2位にランクイン、KindleストアのTOPページに表示されるベストセラー入りも果たしています。

「Gene Mapper」は、藤井太洋氏が2012年7月に発表した電子書籍小説です。

KindleやiBooksなど多くのフォーマットに対応し、著者サイトからも購入が出来ます。執筆、編集、データ化、流通、販促まで、全て著者が行ったというから驚きです。

現在の状況について

――ものすごい売れ行きですね。

「ありがとうございます。koboで3ヶ月かかった売り上げた冊数を、Kindleでは6日で達成しました。やはり凄いですね。」

――現在いくつのフォーマット(ストア対応)があるのですか?

「Kindle(縦書・横書)、kobo、EPUB 3(縦書・横書)Adobe Publishing Edition用EPUB 3、PDF、青空文庫形式の8つの形式です。

また、公式サイトで販売しているデータについてはDRMをかけていませんので、私的利用が定める範囲内で複製してご利用頂けます。」

http://genemapper.info/

――すでに新しい版も更新されているとか。

「はい。現在最も新しいのが3.6版です。先日発表されましたiBooks 3の縦書に対応しRetinaディスプレイiPad(3rd, 4th)では、印刷物さながらの精細をお楽しみ頂けます。」

――フォーマット対応、半端ないですね。

「今までの職歴の中で、印刷、デザイン、開発、マーケティング、ある程度の業務をこなしてきたことによる経験が生きています。一方で、電子書籍ならではの見せ方もあると思っていて、気がついたら多くのフォーマットに対応していました。」

――電子書籍ならではの見せ方?

「紙の本は見開きで斜め読みが出来ますよね。少し前に戻って振り返れるというか。でも電子書籍は基本1ページずつ読みます。ですから、カギカッコがページをまたぐと、台詞なのか文章なのか見分けがつかない等あるわけです。あくまでそれは一例ですが、やはり電子ならではの読みやすさというのがあるのかなと。そうしてフォーマットごとに検証を進めていきました。
一方で、アプリというのは、OSがアップデートしたら、入れる器もアップデートしなくてはなりません。OSに依存する部分が大きいため、対応は現在のところしていません。」

――どのフォーマットを読めばいいですか?

「どのフォーマットでも最適化された読書体験が出来ます。ちなみに、縦書きならばiBooks3でEPUB形式がオススメです。iPadのRetinaディスプレイと相まって、印刷物さながらの読書体験になるでしょう。」

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2/3 「7本ほど手を付け、そのうち一番合ったのが・・・」

※記事の最後に読者プレゼントがあります。

追記:AM8時の時点でタイトルが「GeneMapper」となっていましたが、正しくは「Gene Mapper」(半角スペース入)です。訂正するとともにお詫び申し上げます。