わたしを離さないで Never Let Me Go

海外小説の『わたしを離さないで Never Let Me Go』がシニアに人気

464ページと読み応えのある海外小説が人気です。楽天ブックスランキングの50代男性部門で、いきなり3位にランクインです(2012年11月28日分)。同作品は、マーク・ロマネク監督で2010年、映画化もされ世界各国で上映されました。読み応えのあるボリュームはまさに電子書籍向けではないでしょうか。

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優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設へールシャムの親友トミーやルースも「提供者」だった。キャシーは施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度……。彼女の回想はヘールシャムの残酷な真実を明かしていく。解説:柴田元幸

『わたしを離さないで Never Let Me Go』は、エモーショナルな情動を表現し、評価が分かれる作品としても当時印象を強く残しました。しかし、その作品全体にわたる抑制された文体は、わたしたち人間と社会の新たな関係を描き出すことに成功し、大いに評価されました。

2010年に公開された映画は、マーク・ロマネク監督、アレックス・ガーランド脚本のもと、キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイが主演しました。第23回東京国際映画祭などでも上演されたこともあります。

グロテスクともよべる表現に抵抗のある人もいるかもしれませんが、この週末に読み応えのある電子書籍小説を、と思われている方はいかがでしょうか。

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)/カズオ・イシグロ, 土屋 政雄, 土屋政雄