電子書籍ストアが専用端末を出す理由

電子書籍ストアが専用端末を出す意味

今月BookLive!が専用端末Lideoを発売しました。あとは、この後eBookJapanが、Androidベースの端末を発表する予定です。専用端末なんて1つでいいじゃんと思う人もいるかもしれませんが、ストアが専用端末を出す背景は様々です。

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電子書籍ストアが専用端末を出す理由

私は会社でビジネスを営んでいますが、目に見える「モノ」の力は何者にも勝る、ということをよく実感します。よく「論より証拠」と言いますが、まさにそれです。

人は、どれだけ素晴らしいビジネスを語られても、それが目の前に無い場合は、信じる他ありません。しかし、信じるには、たいていの場合、知名度だったりブランドだったり、社内の意見調整だったりと、多くの人が既に信じているものをモノサシにする場合が少なくありません。

それらを跳ね返すには、多くの人がすぐに信用してくれる、そんな圧倒的なパワーが必要です。それが「論より証拠」です、多くを語らずとも商品が語ってくれるわけです。

専用端末は、そういった現実世界で、目に見えるモノとして最高の証明になるわけです。

目に見えるものがありますと、やはり商談もよりスムーズに進むかと思います。

ビジネスの様々なイベント、フェア、商談、ノベリティ、ギフト・・・。多くの目にする機会を手に入れ、取り囲むビジネス環境も好転する可能性を秘めます。そしてそれらが回れば、また派生ビジネスでブロンドロゴが露出する可能性も高まるわけで。専用ハードウェアはそういった旨みをはらんでいます。

勿論、モノはコストがかかりますので、それを更に上回るビジネスをいかに早く囲い込むかが勝負にはなるでしょう。とくに、販売、読書、サービス、蔵書など、総合的な魅力が勝敗に関わってくる電子書籍ビジネスにおいては、重要かと思います。

派生ビジネスという点では、先日BookLive!から興味深いプリペードカード発売の発表がありました。

BookLive、電子書籍限定『ONE PIECE カラー版』 1〜3巻をお得に購入できる オリジナルプリペイドカード(POSA版)を全国のミニストップで販売開始
http://news.biglobe.ne.jp/economy/1217/atp_121217_0335515423.html

こういったビジネスの広がりには、当然お互い多くの決済を通る必要があります。勿論それまでの実績や関係などもあるかとは思いますが、それでも専用端末の存在も、信頼を得るパワーに加味されるのでは、と思うわけです。

そもそもモノを流通させるだけのパワーを持つ、と信用される可能性もあるかとも思います。