僕らは試されている、本をどう買うか。

図書館、自炊、古本、貸本、漫画喫茶、電子書籍、印刷本・・・。私達と本との関係は一面的なものではありません。複雑にそして多面的に絡み合っています。そして、試されているのはやはりユーザー自身ではないでしょうか。

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水は低きに流れる、と言いますが。

ヤフオクを見ますと、ジョジョの奇妙な冒険の第1部から第8部までの全巻が売られています、裁断されたものが。

aucfanで落札相場を見ますと、それらは1万円ちょっと。人気作なのでそれなりの値段が付くようです。

ジョジョの奇妙な冒険 [新書版] (1-63巻)は、市場では約2万6000円。半額以下の値段で、その裁断本が売られ、そして出品すればまたそれなりの値段で買われます。

つまり、裁断本は、手間はかかるものの、おそらく数千円で人気作全巻をデータとして、手に入れることが出来ます。その額なんと1冊あたり79円(1万5000円で仕入れ1万円で売却出来たとして)。

人気作品が1冊79円というと、トンデモなく安価です。

しかし、漫画喫茶に行き例えば3時間で一気に読んでしまえば、もっと安くつくかもしれません。また、話の内容だけを知りたければ、ネタバレサイトなどを見つけ、もっと安価に満足を得られるかもしれません。

新品の印刷本であれば約400円、電子版でほぼ同額、そして海外のサーバーから買うのか国内のサービスで買うのかで消費税が付く付かないがあり(出版社による)、そして、古本では少し安い価格で、などなど。

また、ファンの方であれば、リヴァイ兵長のマスコット付きの「進撃の巨人」9巻を買い、電子版が出た時にもデータでも買う・・・。

こうしてみると、作品や作者、関係者をどれだけリスペクトしているかで、値段が決まってくるような気がします。

ITが進歩したことで、情報との接し方が変わってきました。そして、その情報の最たるもの=書籍との係わり方も変わっていくのかもしれません。