子供に電子書籍を読ませる?読ませない?いいえ、そもそも環境がありません

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子供に電子書籍を読ませると目が悪くなる、という意見があるそうですが、何でも近くで読んだりゲームしたりしたら、そうなるとは思うのですが、読書が単純にそういうイメージだけで遠ざけられているとしたら、ちょっと残念。

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http://research.ascii.jp/elem/000/000/066/66407/

アスキー・メディアワークスが2012年の3月に発表した調査です。同社が発行する男子小学生向けゲーム情報誌と、女の子向けゲーム&キャラクター情報誌から、小学生を抽出して集計・分析した模様。

男子小学生の65%、女子小学生の71%が 「電子雑誌・電子書籍を知らない」と回答

そして、調査では保護者も、男子小学生の保護者の56%、女子小学生の保護者の63%は「電子雑誌・電子書籍を自分の子どもに読ませたくない」という結果だそうです。

小学生は携帯持ちこそ増えているもののそれは防犯用。メインの電子ガジェットはやはりDSでしょう。さらに調査では、男子小学生のほうが本を読んでいない、と思わせる結果です。

そういう中で、そもそも電子書籍端末を手にする機会は皆無といって良いでしょう。おそらく、DS、携帯(スマホ)、電子辞書、そして好きな子はPCやタブレット、というガジェット購入遍歴になるのでしょう。

ここに電子書籍端末が入る余地はありません。

とすれば、最初の電子書籍端末は携帯かスマホになりますが、そこにはゲームといった強力コンテンツがあり、コミックならまだしも、なかなか電子書籍での読書というのは、あまりにも距離が遠すぎる気がします。

さて、では子供たちに電子書籍は、遠い存在のままなのでしょうか。

アップルがiPodを発売しているように、小さい頃からもっと電子書籍端末が身近になってくれば、スマホを持った時にも違和感なく、リーダーアプリをダウンロードしてくれるとは思います。

そういう点では、私はどの電子書籍ストアが、一番早く教科書を発売するのかに注目しています。

教科書というのは、強制的に誰しも買うものなので、新学期になれば相当数の部数が出る強力な市場なのです。

また、教科書は検定を通過しないといけない特殊な書籍です。そこはかなり壁が高いわけですが、だからこそアドバンテージにもなるわけです。毎日重たい教科書を持ち運ばなくても済む、電子書籍の利便性をもっとも享受出来るのは、きっと学生だと思います。

もっともマッチしたユーザーが最も遠い所に居る。

何とも不思議な光景ですよね。海外のように、子供専用タブレットが発売される日はくるのでしょうか。

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ルポ 電子書籍大国アメリカ (アスキー新書)/大原 ケイ
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