電子書籍・写真集のファイル形式まとめ

電子書籍業界の資料

電子書籍ストアにおける写真集のファイル形式はかなーり、変わりますので、まとめます。

アマゾンリンク

SpinMedia形式

YAPPAが提供しているファイル形式。

・マルチOS対応
・メモリー消費量が少なく、軽快に動作する
・高速ズーム、スクロール、フリップ等のエフェクト
・広告対応
・映像組み込み対応(一部限定)
・外部リンク・内部リンク・目次等に対応
・動作データの蓄積が可能、トラッキング
・DRM 対応

BookLive!で、鈴木ちなみさん他多くの写真集で見られますが、そのズームの滑らかさやサムネイルのグラフィカル表示など、YAPPAらしいハイセンスな読書体験が出来ます。

BookLive!は他にもファイル形式を解説するページを用意してますので新設ですね。

>>BookLive!Reader for Windows アプリダウンロード – 電子書籍ストア BookLive!

HyC形式

主に紀伊國屋書店BookWebPlusで見られる形式です。トレースズームといって、自動スライドショー(漫画のコマを考慮したページ送りが可能)機能に対応するところがポイントです。対応したコミックなどであれば新しい読書体験が出来ます。

インフォシティ社が開発したHyComic形式を閲覧可能。紀伊國屋書店ウェブストア以外には、ドコモブックストアなどで使われています。

EPUB形式

koboが採用したことで一躍有名になりました。基本はHTMLなどウェブの技術を用いたオープンな仕様です。前述のSpnmediaやトレースズームなどのような高度な閲覧は出来ないものの、iBooksであれば動画再生にも対応します。

こちらで無料の動画入りEPUBファイルのサンプルをダウンロード出来ます。飛行機の写真とその動画を見ることが出来ます。

>>電子書籍・EPUBサンプル1|岡山県岡山市の印刷会社株式会社内外プロセス

ちなみにEPUB形式で写真集のようなデータを作りたいときには、こちらのリンクが参考になります。連番の画像ファイルをEPUBに出来るそうです。

>>連番画像ファイルからePubを作成する « lab.naoki.sato.name

AZW(mobi)形式

Kindleで利用されている形式です。

例えば、Kindleのセルフ出版にEPUB写真集としてアップロードした場合でも、mobi形式に変換されて流通します。ただ、その際には、動画、または多段階ズームなど高度な読書体験は提供されません(ピンチアウトによるズームは対応)ので、どちらかというとフォトブック的な印象を持つ人も多いかもしれません。

.book形式

ボイジャーが提供する画像を主としたファイル形式です。写真集でもよく利用されています。ピンチアウトによるズームなどには対応しますが、カバーフローやトレースズームなど電子書籍ならではのダイナミックなエフェクトには非対応です。

ImageViewer形式

hontoで利用されている形式で、ダウンロード自体は.shc1というファイルをダウンロードし、hontoアプリを起動しリストに表示される写真集をダブルクリックします。するとImageviewerが起動します。

ユニークなのはPC版の操作性。左右の矢印キーでページ送り、上下の矢印キーでズームイン・アウトが出来ます。そして非常に高画質な写真集が多いのも特徴で(これはファイル形式とはあまり関係ないかもしれませんが)、上矢印連打!ズーム!うほっ!綺麗!という感じです。

.ibook形式

アップルがEPUBをベースに作ったファイル形式です。アップル提供のオーサリングツールiBooks Authorで作成が可能。

アップル製品で再生する限りは動画やインタラクティブ性など、インタラクティブな作品になります。

ebi.jp形式

eBookJapanが開発したファイル形式です。文字も画像として扱う特徴があります。サイト上では明記はしていませんが、eBookJapanで写真集を購入しますと、ビューワーであるebiリーダーで見ることになります。

XMDF形式

シャープが開発した画像も含む電子書籍フォーマット。GALAPAGOS STOREでも最近では.book形式が増えるなど、写真集フォーマットとしての存在感が薄れる中、一部「※メディアタブレットでのみ閲覧可能」などと表記のあるタイトルもあり、かつてのシャープ製の端末で見たいというニーズに今後も答えていくことでしょう。

PDF形式

電子貸本Renta!で無制限レンタルをすると、写真集によっては何とPDF保存まで出来るタイトルもあります。

ダンロードしたPDFは一般的な構造のようで、その後他の端末に移動させても問題なく見られます。ユーザにとっては最も手軽で嬉しい形式でしょう。

CBR形式、ZIP形式

扱っているストアはありませんが、例えばJPG画像をZIP形式にし、拡張子をCBRにするとkoboでは書籍として認識します。自炊コミックの画像などをこれにしますと、koboではページ送りで毎頁リフレッシュが適用されずに6回に1回程度になり、読みやすくなります。

MCBook形式

hontoで発行されているhonto+という機関紙で利用されています。

参考URL

>>電子書籍 – CyberLibrarian

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