電子書籍を「広める」課題を見た、SPA!デジタル特別版をもらうのが大変だった顛末

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紙の雑誌を買うと、デジタル版ももらえる!扶桑社とBookLive!が面白い試みを始めました。

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「SPA!4/30-5/7合併号」を購入の方に、「SPA!デジタル特別版」が無料でもらえるキャンペーンです。

ダウンロードしたSPA!特別版は150ページものボリュームで、紙のものとほぼ同等の内容です。紙でも電子でも読める、といった感じです。

デジタル特別版は、対象書店であればSPA!購入者全員にもれなくもらえます。

ダウンロード期間は、2013年4月23日(火)~5月31日(金)です。

販売店舗は、Lideoが三省堂書店他限られた書店なのに対して、今回のキャンペーンは、以下の105店舗です。大幅に広がっていますね。とはいえ、以下の書店でも支店によってはない場合もあるようなので、事前に確認してから買うようにしましょう。

・いまじん:8店舗
・オリオン書房:5店舗
・三省堂書店:31店舗、
・住吉書房:18店舗
・TSUTAYA :1店舗
・東武ブックス:11店舗
・戸田書店:1店舗
・白揚:4店舗
・ブックエキスプレス:26店舗
 

SPA!デジタル特別版の入手方法

ダウンロードは簡単です。まず対象書店に行ってSPA!を買います。私は埼玉県にあります東武東上線「朝霞台駅」にあります東武ブックス。
東武ブックス

店頭でSPA!を購入しますと、手帳サイズの小さなチラシをくれます。ここにダウンロードコードが書いてありますので、なくさないようにしましょう。
ダウンロードコード

チラシに書いてあるURLにアクセスします。BookLive!ユーザーでない人は、事前にBookLive!に登録しておきましょう。

booklive

URLにアクセスしますと、ダウンロードコードを入力する画面が表示されます。間違えないように入力しましょう。
キャンペーンコード

SPA!デジタル特別版のダウンロードが始まります。あとは、BookLive!リーダーで読むことが出来ます。デジタル特別版といっても広告が無いなどは、ほとんど違いがわからないほどの内容。なお、Lideoは未対応ですが、iOSやAndroid、PCなどのアプリではもちろんバッチリ読めます。
SPA!デジタル特別班

個人的には、こういった試みはどんどんやって欲しいと思いました。チラシを差し込むのが大変ですが、「このグラビアの他の写真を見たい方はこのコードを入れると割引価格で買えますよ」などあってもいいかと。
 

スタッフさんに探してもらい、ようやくもらえた

さて、表題にもあるようにこのチラシをもらうのは、実は結構たいへんでした。

と言いますのも、最初、声をかけた店員さんは何のことか全くわからない様子でした。そして「いちおう・・・」とお店の奥に行ってくださり、上司のようなスタッフが現れ、そういうものは無いとまで言われました。

ただたまたまBookLive!のリリースのメールを持っていたので、それを見せると「東武ブックスでもやっていないお店のあるので・・・」とも言われましたが、再度店舗奥へ探しにいってくれました。

数分後・・・。

店員さんが戻って来ました。水色のA4の書類封筒のようなものを持っきて、中から販促物を出しはじめました。これですね!と言わんばかりの顔が印象的でした。

早速、紙のSPA!合併号とそのチラシをもらい、レジに行き決済を済ませました。ようやく入手することが出来ました。

ふう・・・・
・・・・・・ あれ!?

歩きながらチラシをよくよくみてみると・・・ダウンロードコードが無いではありませんか。

慌てて店舗に戻り、先ほどの店員さんに問いかけてみますと、先ほどの封筒の中から、上図のチラシを出してくれました。そうです、こっちです、ダウンロードコード入りなのは。ほぼ同じ大きさの販促用のチラシも同梱されてたんですね・・・まぎらっこしい。
 

電子書籍が直面している現実

いやはや、これほど苦労するとは思ってもいませんでした。一方で電子書籍の現実ってこんなものだよな、とも思いました。

店長っぽいそのスタッフさんも何が来ているのだか分からなかったんでしょう。さらに現場スタッフレベルでは知るよしも無く。まだまだこんなものなんですよね。

そう考えますと、三省堂書店店頭でLideoを購入、その場でユーザー登録も済ませて説明をして渡してくれる。さらに、簡単コード入力の電子書籍カタログまでもらえて、WiMAXさえつながれば何も意識せずにすぐに買える、読める、そして何かあれば店舗でサポートしてくれる。ほんと、超簡単ですよ、Lideoという「仕組み」。

カンタン電子書籍カタログの使い方

電子書籍普及はまだまだこれからですが、こういうサポート体制も重要なんだなと改めて思いました。ただ、そういう具体的な課題に直面できることはチャレンジをしているからで、それらは解決していけばいいわけです。もしかしたら今回店舗が増えていたのも、Lideo販売店を増やす布石なのかもしれません。

一気に量販店などで販促をして台数を増やすのではなくしっかり丁寧に売っていく売り方も、一定の層にきっと受け入れられることでしょう。

売る、というよりは広めていく、というのはこういうのなのかな、と思いました。

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