歌手の藤圭子さんが自宅マンション脇で死亡しているところを発見されました。享年62歳。
1951年岩手県生まれの日本の歌手です。本名、阿部純子といい、幼いころから放浪歌手の父、三味線瞽女の母親のもとで育ち、完成が磨かれたようです。
彼女がは17歳の時に、地元(この頃は北海道)のステージで歌う様子が関係者の目に止まり、歌手デビューを果たします。デビュー曲は「新宿の女」。
ファーストアルバム「新宿の女」は20週連続1位、続くセカンドアルバム「女のブルース」も17週連続1位という快挙を成し遂げています。
1983年に宇多田ヒカルさんを出産し、2007年、宇多田さんの父親とは離婚しています。
NHKが8月22日13時7分、報じたところによりますと、発見は自宅マンション脇の模様。発見後、病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。
遺書のようなものは見つかっていないとのことですが、警察は13階の自宅ベランダから自殺したのではないか、と見ているそうです。
以下の書籍は、多くの芸能人の方と交流の深かった永六輔さんの書籍です。そこで、藤圭子さんは、このように語っています。
「私、歌なんか歌いたくて歌ったこと一度もないわ」藤圭子
今回の自殺と関係があるのでは、とも思える下りで気になります。ファンの方は、本書から藤圭子さんを偲ぶのも良いのではないでしょうか。
さて今は、YouTubeでその歌声を忍ぶのみですが、YouTubeに関しては、以前、宇多田ヒカルさんは、母親の(違法アップロードの)動画が削除されていたことに対し、このように語っていましたね。絆の深さを物語るコメントですが、ファンの方のみならず本当に残念です。
「ダウンロード違法化がなんぼのもんじゃい カーチャンのレア映像を保存しかったんじゃ(≧(エ)≦。)」
ご冥福をお祈り申し上げます。